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「愛は繰り返す」とアン・メイザー

 ヒーロー&ヒロイン、OUT! 

「愛は繰り返す」
 夜の放送を楽しみにしていたけれど、残念ながらネットをつなげた途端に結果がわかってしまった。
 紀平選手、GPファイナル初優勝おめでとうございます! AND宇野選手、銅メダルおめでとうございます。宮原選手、坂本選手もお疲れ様でした。日本人選手の活躍が世界中に知れ渡る、素晴らしい大会でした。この後には全日本選手権が迫っていますが、体調を崩さぬよう頑張ってくださいね(⇒ゆっくり休んでくださいねと言いたいのですが、まだシーズン中なので予定が詰まっているから大変ですね)。
 今回の作品は紀平選手と同い年16歳の時に人生が変わってしまったヒロインの物語です。ヒロインは9歳の娘を持つシングルマザー。偶然知り合った20歳年上(!)の男性(=ヒーロー)と恋に落ち、一夜をともにしたのだった。
 ところがその後、ヒーローが忽然と姿を消してしまい、連絡が取れなくなってしまう。ヒロインは2人の関係が遊びだったと諦めざるを得ない状態になった時、妊娠が発覚する。
 あれから10年経ち、両親の助けもあり娘もすくすくと成長している。時々デートをすることもあるが、今までヒロインには特定の恋人はいなかった。だが、出張先で知り合った年下のロックミュージシャンと意気投合し、付き合うようになる。
 彼はヒロイン娘のことも受け入れてくれ、娘も彼が大好きのようで、今では2人は兄妹のように仲良しだ。そんな彼から実家に招待されて、今回遠路はるばるバミューダ諸島までやって来た。
 彼の実家は広大な敷地にある大邸宅で、父親と叔母が暮らしているという。金融界の大物である父親は息子の職業と彼の生活態度を自堕落と見下しているらしく、年上子持ちのヒロインとの関係もきっと快く思わないだろう。
 不安な気持ちで恋人の父親との対面を迎えたが、ヒロインにはその顔に見覚えがあり、忘れられない過去の記憶が鮮明に蘇っていた。
 再会してもヒーローは息子の恋人がヒロインだと、すぐに気づきませんでした。それもそのはず、2人が出会ったのはヒロイン16歳、ヒーロー36歳――16歳からの10年間で女はいろんな意味で変化します。
 よく淫行事件が起こると、少女が未成年(18歳未満)だと気づきませんでした~等の言い訳を耳にしますが、今回もヒロインは16歳だとバレないように、ヒーローに接していました。
 でもね、いくらバレないようにしていても、36歳の大人が子供とそういうことをしてしまうのか!?
 ヒーロー息子はヒロインより5歳年下の設定だぞ。年齢差を考えたら、ヒロイン&息子の方が正しいと思いませんか?
 26歳と46歳ならおかしくない年の差と思うかもしれませんが、出会いの年齢を考えると犯罪行為に思えて共感できませんでした(⇒自分に娘がいるから余計に受け入れられなかったわ~だって、妊娠までしちゃうんだよ! この手の年の差作品はやっぱり無理です)。
 
愛は繰り返す

愛は繰り返す

[著]アン・メイザー [翻訳]鏑木ゆみ

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「テサ・悲しみのマドンナ/リバーベントの遺産」とマリサ・キャロル

 女が嫌いな女とは!? 

「テサ・悲しみのマドンナ」
 職場に男性社員の前で媚を売る女性社員がいます。それも、若い子ならともかく、既に50を過ぎたババ……いえ、中年女性なのですよ(⇒もちろん、私よりも年上だ~!)。女はいくつになっても女なのか、先日も男性社員の目をじっと見つめて何かをお願いしていました。女子校育ちの私はそういう術を持ち合わせてないので、呆れるものの羨ましいという思いもありました(⇒可愛い子ぶりっ子の中年女は気持ち悪いけどね)。
 今回の作品は前回のミニシリーズの続編なのですが、ヒロインの設定に不満ありです。幸薄い少女時代を過ごしたヒロインは、働きながら夜学に通い念願の卒業を目の前にしていた。だが、義兄の紹介で知り合った野球選手に夢中になり、彼を追いかけるため全てを投げうってしまった。
 しかし、恋人同士の蜜月もヒロインの予期せぬ妊娠で幕を閉じてしまう。あっけなく野球選手に捨てられたヒロインは、唯一の身内である姉の元へと戻ろうと中古車でアメリカ大陸を横断中だった。
 ところが、途中で道に迷い途方に暮れていた。そこに地元でホームセンターを営むヒーローが現れた。
 ヒーローはバツイチで、耳の不自由な息子がいます。そして、問題のヒロインは別の男の子供を妊娠中……こういう設定の物語はよく見かけますが、何故かどのヒロインも高飛車で恥じらいがないように思えるのです。
 百歩譲って男に騙されて~なら同情できる部分もあるのですが、このヒロインは完全に恋に溺れて自ら破滅していったパターン。それなのに、ヒーローやヒーロー息子に対して偉そうに上から目線で対応して、お前は何様だと腹が立ちました(⇒向こう見ずな行動で失敗したからと反省している素振りもあるが、的外れだったりするし~怒!)。
 周囲の人たちが寛容なので無事ハッピーエンドを迎えますが、私はこの手の高飛車ヒロインは苦手です。
 障害のあるヒーロー息子が血のつながらない弟妹なら、自分とは違って健常者だと考えたところが泣きポイントでした(⇒この子の存在が唯一の救いだったわ~)。

「リリー・明かされた過去」とジュディス・アーノルド

 不覚にも…… 

「リリー・明かされた過去」
 立冬を前に寒さが和らいでいたので、つい気が緩んだのでしょうか。久しぶりに風邪をひいてしまいました。熱っぽくて鼻水、咳が止まらず夜も眠れず、ひどい肩こりで右腕が上がらない……ようやく昨日から調子が戻ってきましたが、まだ体がだるいです。
 そんな私の楽しみはシーズン到来のフィギュアスケート♪ NHK杯での日本人選手の活躍に心が癒されました~(*ヒヤヒヤドキドキもしたけどね)。
 宇野昌磨選手、紀平梨花選手、宮原知子選手、おめでとうございます&お疲れさまでした!!GPファイナルも楽しみだわぁ~
 今回の作品は「リバーベントの遺産」というミニシリーズの第1段目です。不幸な結婚が夫の死で終わったヒロインは、故郷リバーベントに帰っていた。町医者である父親の下、何不自由なく育った彼女だが、裕福な都会育ちの夫との生活は苦痛の連続だった。
そんなヒロインが町1番の富豪の葬儀で、高校時代の同級生(=ヒーロー)と再会する。彼はダイナーで働く母親が生んだ私生児で、高校時代も札付きの不良だった。同級生と共にリバー・ラッツなる仲良しグループを作っていたヒロインとは違い、ヒーローは常に一匹狼の嫌われ者だった。
 ヒロインは危険な香りがするヒーローが気になりつつも避け、ヒーローもまた別の思惑があってヒロインを避けていた。
 子供の頃、何故かヒロイン父が定期的にヒーローの家を訪ねてきて、母子の生活ぶりをうかがっていたという。そのためヒーローはヒロイン父が自分の父親ではないかと疑っていたのだ。
 もちろん、その事実はすぐさま否定されたが、ヒロイン父はヒーローの出征の秘密を知っているようだった。
 そして、町1番の富豪が思わぬ遺産をヒーローに託したことから、彼の人生が180度変わっていく。 
 夫の遺産によって裕福になったヒロインと、高校教師のヒーローの恋物語です。以前に紹介した「秘密の一族」ではヒロインが富豪の隠し子でしたが、今回はその逆バージョンです。
 小さな田舎町で私生児……周囲の目は厳しく、どちらも幼少期から辛い思いをしてきました(⇒両作品とも私生児になってしまった理由が親側の身勝手なんで、ちょっと納得できない部分があります)。 
 図書館にはミニシリーズ(多分)5作品中3作品しかないので、全体の流れが中途半端にしか把握できません。基本的にリバー・ラッツのメンバーによる物語が続き、3・4弾を読みました。
 富豪の実子である息子(*今回のヒーローの義兄弟)が行方不明という設定で、最終話に登場するようです。この作品が1番の大舞台のような気もするのですが、わざわざネットで取り寄せるほど熱意が今の私にはないかな~


「身勝手な求婚」とサラ・ウッド

 シークレットなベイビーPART2。

「身勝手な結婚」
 先々週パソコンが壊れて生活が一変しました。プライベートをほぼパソコンに頼りきっていた私は大パニック!ネットバンキングで振込手数料を節約していたのに、肝心のパソコンが使えないから……108円だって無駄にしたくないけど、悔しいけどこればかりは仕方がありませんでした。ようやく新しいパソコンに買い替えて、平穏な日々に戻りつつあります。
 今回の作品はシークレットというか~息子の存在も知っているし、子育てにも参加していたのに、突然その幸せを奪われてしまったヒーローの物語です。
 同じ養父母のもとで育った義姉が亡くなり、ヒロインはその息子を育てることになった。義姉は裕福なイタリア人夫の不貞に悩まされ、家を飛び出してきたという。
 一方、1年2か月の間行方知らずの息子が見つかったという知らせを受けて、ヒーローはすぐにイギリスへと向かった。妊娠を盾に結婚を迫った妻が息子を連れだしてから、苦悩の日々が続いたがこれでようやく救われると安堵していた。
 ところが、義姉=ヒーロー妻から話を聞いていたヒロインは、ヒーローの訪問を歓迎しなかった。端から妻子を見捨てた裏切り者と見なしていたのだ。
 その上、息子は母親を失ったトラウマ(不安障害)で、ヒロイン以外の他人には一切見向きもしない。息子をすぐにでもイタリアに連れて帰りたいと願っていたヒーローにとって、それは青天の霹靂でつらい現実だった。
 どうにかして息子にもヒロインにも自分の存在を認めてもらいたいヒーローは、しばらくの間一緒に暮らすことを提案する。
 生まれたばかりの息子を妻に連れ去られ、その間がシークレット状態だったという展開。ヒーローを苦しめるために妻は息子を~という設定らしいのですが、その辺りの説明がやや不十分だったような気がします。
 というか、この作品の挿話が全部中途半端で分かりにくかったです。ヒロインと義姉の関係(⇒美しい姉と平凡な妹という対比は必要だったのかな⁉)、義姉の転落人生(⇒型通りでつまらない)、ヒーローの浮気疑惑(⇒無駄なじらしパターンは好みではないです)、とどめはヒーロー母の破天荒ぶり(⇒平野レミさんっぽい元気なママ)。
 話があっちこっちに飛んでいくので、もう少しスッキリさせて欲しかったです(⇒話の割に脇役の情報量が多いような気がしました)。

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「悪夢のシナリオ」とキャスリン・ロス

 シークレットなベイビーPART1。

「悪夢のシナリオ」
 慌ただしかった9月が過ぎ、10月に突入しました。2週連続の台風襲撃のお陰で、天気がおかしいです(⇒先週の台風24号はすごかった! うちのぼろアパートが吹き飛ばされるんじゃないかってくらいに強烈な暴風で、その晩は眠れませんでした)。
 今回の作品は久しぶりのシークレットベイビーです。かつての恋人ヒーローがヒロイン一家の経営するホテルの投資者として現れる。2人の家族は互いにいがみ合う関係で、ヒーローとヒロインの交際は秘密になっていた。
 ところが、些細なスレ違いがきっかけで、2人の仲は破局してしまう。後にヒーローの結婚を知ったヒロインは失意のうちに息子を産み、1人で育ててきた。
 もう2度と会いたくないと思っていたヒロインだが、家業のため息子のため、そして自分自身のためにヒーローと対峙しなければならないと決心する。
 毎度お馴染みシークレットベイビーは、主人公2人の些細なスレ違いで始まるのですが~こちらの作品もヒーローの勘違いだったり、ヒーロー元嫁の嘘だったりと、ちゃんと確認すればスレ違いなど起きないはずなのに、ヒーローの男のプライドとかが邪魔をして物事をこじらせています。
 しかも、そこに家族間の因縁とかが絡んでくると恋愛もギクシャクして、更に面倒くさい状況になっていました(⇒調子の良いヒーローの兄も鬱陶しかった。あいつとは付き合うなと言っていたくせに、よりを戻せとは何事だ!?)
 周囲に振り回される良い子ちゃんヒロインに、ちょっぴりイライラさせられた作品でした(⇒そこまでヒーローがオレ様ではなかったので、あっさり物語が進んでいきます。リン・グレアム作品のようなシークレットベイビーを期待すると、呆気ない展開で物足りないかもしれません)。
 *残念ながらRenta!サイトにはコミックしか扱いがありませんでした。

悪夢のシナリオ

悪夢のシナリオ

[著]睦月玲乃 [原作]キャスリン・ロス