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「暗闇のオアシス」とヘレン・ブルックス

 トラウマを抱えたヒロインはお好き!?

「暗闇のオアシス」
 以前読んだ「心の灯りが消えても」もトラウマを抱えたヒロインが、やむにやまれず別れた恋人とモロッコを旅する物語でした。そして、今回の作品もトラウマを抱えたヒロインが、モロッコでヒーローと出会います(⇒あら、デジャブ!?)。
 結婚を数か月後に控えたヒロインは、婚約者が別の女性とベッドにいるところを目撃してしまう。婚約を破棄し、嫌なことを忘れ前に進むため、モロッコまで1人でやって来た。
 ところが、ある街で暴漢に襲われ頭を殴られてしまう。通りすがりのヒーローがヒロインを助けてくれたが、ヒロインは自分が何者なのかわからなくなっていた。
 頭を殴られたため記憶を失ってしまったようだが、持っていたバッグを盗まれて身分を示す物がない。それでも、ヒーローはヒロインに優しく接し、体力が回復するまでと自宅に招待してくれた。
 見ず知らずの自分に親切にするのは、絶対に何か理由があるはず――頑なにそう決めつけるヒロインは、ことごとくヒーローの言動を拒絶する。
 ヒロインがヒーローを拒絶する理由があるはずなのですが、これが中盤になるまで明らかになりません。それなので、ヒロインの頑なさにイライラし始めて~ずっと婚約者に裏切られたからだと思っていたので、なんでそこまでするのかなぁ!?と嫌な気分になってしまいました。
 ところが、ヒロインの記憶が戻ると、トラウマの真相も明かされて……これまた重い内容で、更に嫌な気分になりました。が、一見プライドが高そうなヒーローが、根気強~くヒロインの心が開くのを待っていたので救われました(*よく頑張ったよ、ヒーロー!)。
 ヘレン・ブルックスのヒロインはトラウマ抱えが多いような~コミック化された「結婚はだめ」も元夫に虐げられ、男性不信になってしまったシングルマザーの物語だったりします(⇒個人的に大ヒットでした♪ また機会があったら紹介したいです。コミックが素晴らしかったので、原作を読むか只今考え中)。
 ちょっとややこしいヒロインを登場させるヘレン・ブルックスとは、一体どんな人物だろうか? 調べてみたら……イングランド中部ノーサンプトンシャー在住の敬虔なクリスチャンだそうです。

暗闇のオアシス

暗闇のオアシス

[著]ヘレン・ブルックス [翻訳]竹本祐子

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