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「汚れた顔の天使」とメグ・アレクサンダー

 大型連休、始まりました!

「汚れた顔の天使」
 貧乏暇なしのはずが、今日から私は8連休。天気が良いのに何の予定もなく、冬物の整理中です(⇒天気が良い=洗濯日和ってことよねぇ♪)。
 今回の作品は久しぶりのヒストリカルです。捨て子だったヒロインは孤児院で育った17歳。奉公先の紡績工場で不当な目に遭い、ヒロインを姉のように慕う少年ダンと共に逃亡した。
 自分を捨てた両親を探すため南に向かっているのだが、昨晩は危うく農夫に襲われそうになった。奉公先からの追っ手の目も考えヒロインは、髪を切り案山子の服を拝借し男装して旅を続けた。
 しかし、空腹で疲れ果て途方に暮れていた。そんな時、ヒロインを笑わせようと曲芸師の真似をしたダンが馬車にはねられてしまった。てっきり彼が死んでしまったと勘違いしたヒロインは、馬車を操っていたヒーローの頬を叩いてしまう。
 ダンは死んではおらず気を失っただけだった。それでも責任を感じたヒーローは2人を一緒に連れ立ち、宿屋に泊めて食事まで提供してくれた。そして、あろうことかヒロインの出生を探る手助けまで申し出てくれたのだった。
 この作品は村田順子先生のコミックが有名で、どちらかというとそちらの方を読んでみたいと思っていました。村田先生といえば……「月刊Asuka」で掲載されていた《あやめちゃん》シリーズが大好きでした♪(⇒う~ん、懐かしい! 古い少女漫画ならずっと語れそう。「少女フレンド」「プリンセス」辺りは弱いので、ちょっと大袈裟ですね。*エロイカ&やじきたはOK!)
 ヒロインの名前は《プルーデンス》。慎重とか冷静とかという意味なのですが、このヒロインは名前と違って向こう見ずな性格です。ガッツがあると褒めたいところですが、17歳の少女にはやはり限界はあります。そのため、ヒロインが何かの行動を起こすと、必ずトラブルに巻き込まれてしまうのです。
 最初はヒロインやダンの過酷な生活に同情していたヒーローですが、その感情がやがて違う意味を持つと知ることになります。
 ヒーロー兄嫁が意地悪なだけで(*ヒーロー兄は騙されて嫁と結婚したはずですが、息子が3人もいます……男と女の仲って、そういうものなのでしょうか!?)、登場人物は皆まともです(⇒この時代に孤児等の身分の低い出生に対して偏見がない。貴族階級に属しながら立派な家族です)。
 プライドの高く勝気なヒロインと、器の大きい年上ヒーローは、ヒストリカルでは大道の設定ですね。ダンの愛されキャラが、作品を生き生きとさせています。

汚れた顔の天使

汚れた顔の天使

[著]メグ・アレクサンダー [翻訳]江田さだえ

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