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「一夜のあやまち」とケイ・ソープ

 何が悪かったのか、よく考えてみよう。

「一夜のあやまち」
 うっかりミスが多いのですが、これって性格なのでしょうか? それとも……小さい頃から落ち着きがなく、不注意から忘れ物や落し物、ミスも多くて問題視されてきました(⇒成績表には毎回これらの項目に《要注意》と記されていたほどです)。まだ私が小学生の時代には発達障害なんて言葉もなかったから、学習能力に欠けた《だらしがない子供》だと認識されていたかもしれません(*ちなみに大人になっても相変わらず落ち着きはないし、うっかりも治りません)。
 今回の作品は「過去のあやまち」に片をつけるという内容です。
 ヒロインは4歳になる息子を女手一つで育ててきた。シングルマザーの道を選んだヒロインには助けてくれる人はなく、公営住宅に住み同じ境遇の仲間と共に頑張っている。
 しかし、息子が成長するにつれ、自分の不甲斐なさを目の当たりにするようになっていた。息子が育つ環境を整えるためには、もっと経済的なゆとりが必要だ。
 最近になってようやく息子の父親の素性を知ることができたヒロインは、思い切って彼に会いに行こうと決めた。
 荘園を相続した著名な実業家ヒーローは、屋敷を見学しているヒロインが突然プライベートエリアに入り込んできた場面に遭遇した。見覚えのある女性だが、それがいつどこで会ったのか定かではなかった。
 ところが、ヒロインの一言でヒーローの人生は一変してしまう。自分の知らないところで息子が生まれ、成長しているのだ。
 金銭的な援助を頼むつもりだったヒロインと、ヒロイン&息子の面倒をみたいと申し出るヒーロー。愛情抜きの契約結婚を機に、2人の心が揺れ動きます。
 ネタバレですが……《あやまち》は互いに魅かれながらも、その後に連絡を取らなかったということでしょうか。初対面でファーストネームしか知らずに関係をもってしまったため(*しかも、ヒロインはまだ10代だった)、探しようがなかったと言っていますが~探偵でも何でも使えばできたこと。あえて探さなかったフシもあり、それが大きな《あやまち》に繋がったように思えました。
 ちょい意地悪な脇役も登場しヒロインに嫉妬めいた言動が出ますが、どちらかといえばクールな女性です。ヒーローもオレ様系ではないので、作品全体が落ち着いた感じでした(⇒淡々とした感じが好きでした。でも、やはりシークレットベビー物はねぇ……)。
*この作品は5月20日刊で発売されていますが、紙書籍だけで電子書籍はありません。



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