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「緋色の記憶」とデブラ・コーアン

 気持ちの悪いヒロインに興ざめ。記憶喪失のヒロインPART1

「緋色の記憶」
 あらすじを読みサスペンス色が強い(=ラッキ~、楽しみ♪)という理由で借りた作品です。
 警察官だった父親が何者かに殺害されたショックで、ヒロインは父の同僚でもある警察官ヒーローとの婚約を一方的に解消した。父親と同じようにヒーローも殺されてしまうという、悪夢から逃れるための行為だった。
 そして、一年が経過した。ヒロインには新たな恋人もできて、穏やかで幸せな人生を過ごしていると実感していた。ところがある時、ヒロインは重要な事を思い出してしまった。
 父親が殺害された時、自分は寝室で眠っていたと思い込んでいた。だが、本当は殺害現場を目撃し、犯人の顔をはっきりと見ていたのだ。あまりの恐ろしさに一時的に記憶喪失になっていただけで、一年経って惨劇の記憶が蘇ってきたのだった。
 殺害事件は未だ解決しておらず、担当は元婚約者のヒーローだった。一方的に婚約を解消されたヒーローの心の傷は癒えておらず、ヒロインもヒーローとの再会には気まずさはあるものの、事件解決には互いの協力が必要だった。
 私は弱い女だから、刑事の妻なんか務まらない~!ってな感じのぶりっ子ヒロインに、翻弄される男気溢れたヒーロー(⇒我慢強くてヒロイン一筋のいい奴)。でも、そのヒロインが選んだ次の恋人は……
 ネタバレしちゃうから書けないけれど、万が一、深い関係になっていたらどうなっていたんだろうか!? (⇒本人は否定していたけれど、恋人だものキスくらいは日常茶飯事だったねぇ。「幾度もの季節を重ね」が似たような設定だったけれど、他の人に逃げる前に相手のどこに惚れたのか、ちゃんと考える必要があったのかも……結局、元さやなんだからね。)
 マジで気持ち悪い選択をしていたのに、ヒロインには反省の色が全く見られませんでした(⇒最後の辺りなんかヒーローに対して、上から目線で威張っていたし)。気持ちの悪さが後を引き、ハッピーエンドを素直に喜べなかった作品でした(⇒でも、サスペンスの方はそれなりに楽しめました)。

緋色の記憶

緋色の記憶

[著]デブラ・コーアン [翻訳]中野恵


*邦題がお洒落ですね。原題は「Dare to Remember」記憶に立ち向かうというニュアンスでしょうか!?
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