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「記憶喪失のシンデレラ」とローラ・アンソニー

 誰か気付いてあげて~! 記憶喪失のヒロインPART2

「記憶喪失のシンデレラ」
 祝・銅メダル:世界陸上男子400Mリレー!! 予選の様子を見て(⇒イギリスチームの調子が良かったので)、今回はちょっと無理かな~と思っていた私が馬鹿でした。やってくれましたね、男子リレー! ボルト選手の予期せぬ怪我がありましたが、運も実力のうちで結果が全てです(⇒日本チームだって脚に違和感があり本調子でない、ハキーム、ケンブリッジ両選手が走らなかったのですから、条件はどの国のチームも同じかと思います)。これからは男子400Mリレーメダル常連国として、選手の皆さんには益々頑張っていただきたいですね(*100Mの個人記録にも期待しています!)。
 今回の作品は記憶喪失のヒロインが登場しますが、何故か周囲の人々はヒロインの正体に気付かないという、なんとも間の抜けたお話です。
 法律事務所で秘書として働くヒロインは、奥手で男性と付き合ったこともなく夢見がちな女性だった。自分によく似た人気ハリウッド女優に憧れ、ハンサムな彼女の婚約者にも淡い気持ちを抱いていた。だが、二人の関係が破局してしまい、ヒロインは自分のことのように心を痛めている。
 ある日、ヒロインが工事現場の脇を通り過ぎようとしたところ、落下してきた板が直撃するという事故に遭ってしまう。救急車で病院に運び込まれるヒロインだが、怪我のせいで自分が誰かわからなくなっていた。所持品であるバッグが盗まれ、自分が何者か証明できる手立てもない。そこに、野次馬の一人がヒロインは有名なハリウッド女優だと声を上げた。
 元婚約者の事故の知らせを受けて、ヒーローは怒り狂っていた。自分を裏切った元婚約者が事故に遭い、記憶喪失になり助けを求めているというのだ。身勝手な元婚約者に振り回されたヒーローは、今回の記憶喪失も演技だと頭から信じていなかった。だが、ヒロインの担当医師から痛いところをつかれて、ヒロインの世話をする羽目になってしまった。
 一緒に暮らしていくうちに元婚約者とヒロインが真逆の性格だと気付くのですが、誰もそのことに疑問を持たないという不思議な展開でした。顔は瓜二つだけど、赤の他人なんだから、誰か一人でも気づけば良かったのに~逆に何で疑問に思わなかったのか、そちらの方が不思議でした(⇒ハリウッドスターは身近な存在ではないから、その他大勢がわからないのは仕方がない。けれど、せめて女優の浮気相手(*ごめんなさい、ネタバレです!)とか、ヒーロー友人とか、結婚を決めたヒーロー本人がわからないってねぇ……どんな関係だよってツッコみたくなりました)。
 物語を通して元婚約者として罵倒され続けるヒロイン。いくら記憶喪失でも凹んでしまいますよ、自分のことだと思い込んでいるからね。たとえ元婚約者の裏切りが許せなくてもヒーローは、もう少し優しい態度ができたのではないかと思えてなりませんでした。

記憶喪失のシンデレラ

記憶喪失のシンデレラ

[著]ローラ・アンソニー [翻訳]永幡みちこ

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