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「奪われた贈り物」とミシェル・リード

 取扱注意!

「奪われた贈り物」
 昨日は節分。初めて朝に豆まきをして、一日を迎えました(⇒夜に鬼がやって来るそうで、本当は夕方以降の方が良いとか……今年は寒さに負けてしまったので、来年は元に戻して夜に豆まきします)。
 今回は1月に再版された作品を紹介するのですが、個人的にはどうしてこの作品が選ばれたのか謎に思っています。
 あなたへのたった1つの贈り物を、わたしは奪われてしまった――ヒロインは過去の忌まわしい出来事のために、夫だったヒーローに体を許すことができなくなった。そのせいで夫婦関係は破たんし、ヒロインは家から逃げ出した。妹と共に慎ましい生活をしていたのも束の間、1年前に交通事故で最愛の妹を失ってしまう。
 その際、銀行家で裕福なヒーローに援助の電話をかけたが、彼はヒロインを無視したのだった。途方に暮れたヒロインは高利貸しから金を借りてしまい、今では返済どころかどんどん借金が膨れ上がっていた。
 追い詰められたヒロインは、最後の頼みの綱であるヒーローに連絡した。ヒーローはヒロインに手を差し伸べたが、その代償としてもう1度夫婦として生活することを命じた。
 お互いに愛し合いながら、破たんした夫婦の再生物語ですが……ヒロインの忌まわしい過去が相当重い出来事の割に、扱いが雑で軽んじているようにしか思えない。ヒロインが告白した後のヒーローの態度や、ヒロインの妙な明るさ等々、現実にはあり得ないような反応ばかりで呆れてしまいました。誰にも共感できないし、感情移入もできずに終了でした(⇒無理やり明るくハッピーエンドはないでしょう!?)。
 この作品のヒロインと同じような境遇のペニー・ジョーダン作「パワー・プレイ」(*レーベルはMIRA文庫)だと、これでもか!というくらい重々しくなっていました。でも、ハーレクイン・ロマンスだと、このくらいの調子の方が良いのでしょうかねぇ(⇒その辺りも謎です)。

奪われた贈り物

奪われた贈り物

[著]ミシェル・リード [翻訳]高田真紗子



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