「もう一度だけ円舞曲(ワルツ)を」とジュリアン・クイン

 忙しい~!

「もう一度だけ円舞曲(ワルツ)を」(ラズベリーブックス)
 派遣先の会社のトラブルで、2週連続して休日出勤を頼まれました。最初は社員だけで~なんて言っていたのに、蓋を開ければ派遣がメイン!? 代休が取れないとなった時点で出勤拒否とは、ずるいじゃないの~!!(⇒普段は派遣を馬鹿にしているくせに、都合が悪い時だけの派遣頼み。社員はそんなに偉いのか?)とにかく毎日忙しくて、体がボロボロです。
 今回の作品は忙しい中で、2週間に渡って読み終えました。ヒロインは伯爵の庶子ゆえに、身分を隠して生きてきた。実の父親は後見人として育ててくれたものの、それには一切愛情の欠片もなかった。
 父親の結婚でヒロインには義理の母親と(連れ子である)妹が二人できたが、表面上は他人だった。その上、父親が突然亡くなると、ヒロインを毛嫌いしていた義理母は奴隷のようにこき使い始めた(⇒本当は夫の庶子であるヒロインを屋敷から追い出したかったのだが、遺言で追い出すことができなかった)。
 そんなある日、名門子爵家で仮面舞踏会がおこなわれることになった。ヒロインの生い立ちを知る伯爵家の使用人たちの計らいで、ヒロインは1夜限りの夢の世界へと出発した。仮面をつけてもその美しさは滲み出て、ある1人の男性がヒロインに声をかけた。
 その男性こそロンドンでも1、2を争う人気独身者、子爵家次男のヒーローだった。一目で互いに惹かれたヒーロー&ヒロインだったが、ヒロインは現実を理解していた。ヒーローに思いを寄せられても、貴族の庶子である自分と不釣り合いだと。
 仮面舞踏会の楽しかった思い出を胸に、ヒロインは惨めな現実生活へと戻っていく。だが、この1夜の夢も義理母の知るところとなり、ヒロインはとうとう屋敷から追い出されてしまうのであった。
 基本はシンデレラ物語です。靴の代わりに手袋が残るのですが、これが決め手となって云々という展開には至りませんでした(⇒途中で手袋の話がどっかに行っちゃったような~)。
 意地悪な義理母は頑張ります。最後に毒を吐いて役を全うしてくれます。でも、義理妹たちの方はあまり目立たず、わざわざ設定した意味がなかったような感じです。
 シンデレラヒロインは最後まで惨めでOK! 王子様ヒーローはこんなものかな!? 無駄ではないけれど長々と挿話が続き、途中で飽きてきてしまった感がありました。
 それもそのはず、これは「ブリジャートン子爵家」シリーズの第3弾。前作とか次回作への引導がチラホラ見え隠れしているので、シリーズ全作品を読むならば楽しめるのかもしれません(⇒普通は第1作目から出版するだろうに、何故ゆえ3作目からなのだろうか? シリーズは全8作のようだが、多分後追いはしないだろうなぁ~って兄弟姉妹多すぎ!!)。

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