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「開幕ベルは危険な響き」とメアリー・アン・ウィルソン

 ひえ~、もう7月!

「開幕ベルは危険な響き」
 気が付けば7月、1年の半分が終わっていました。昨年、知人に占ってもらったところ、今年は12年に1度のラッキーイヤーとのこと。でも、半分過ぎてまだ何の実感もありません。これからの後半戦に期待したいところです。
 今回はサスペンスタッチの作品です。売れない女優のヒロインは有名な大富豪から仕事を依頼された。普段のギャラの何倍もの報酬を得られるため二つ返事でOKしたが、その仕事は大富豪の娘を演じるという奇妙なものだった。
 大富豪の元恋人が秘かに産んだ娘=隠し子という設定だが、既に両親を亡くし自らの出生を詳しく知らないヒロインにとって、今回の役は難なく演じられるものだった。
 ところが、この芝居にはいわゆる観客がいた。大富豪の遺産を狙う甥と姪、共同経営者のヒーローが、大富豪の屋敷でクリスマスを一緒に迎えることになっていた。どうやら彼らに一泡吹かせるため、今回の芝居が計画されたという。
 娘役を演じるヒロインは遺産を狙う人たちにとって、疎ましい存在にしかならない。あの手この手を使って皆がヒロインを屋敷から追い出そうと躍起なるが、役を演じているだけのヒロインにとっては関係のないことだった。
 出会った時からヒーローに惹かれていたものの、彼も自分が大富豪の娘と信じて言い寄っているだけ……途方に暮れるヒロインに、魔の手が忍び寄ってくる。
 2時間サスペンスのようなノリで面白かったです。偏屈者の大富豪の遺産を巡り、隠し子と親族(⇒いかにも金目当ての兄妹、もちろん道楽者)が火花を散らす。怪しげな家政婦やその息子(*乱暴者)、敵か味方かわからないイケメンヒーローと役者がそろっています。
 ヒロインが何者かに命を狙われますが~その辺りの展開もありがちですが、納得でした。最後は神のみぞ知る的な結末で物語は終わります。現在の科学技術では答えがすぐに出てしまうのですが、これはグレーのままで良いかと思いました(⇒この作品のテーマが家族愛のような気がしたので、ハッピーエンドで幕を閉じることができ良かったです)。
 残念ながらRenta!サイトにはコミックしかありませんでした。

開幕ベルは危険な響き

開幕ベルは危険な響き

[著]中村地里 [原作]メアリー・アン・ウィルソン

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